環境型・機能性舗装材
強化型保水性環境舗装材パワーペイブサンド 特許取得済
抜群の保水性と堅牢性をあわせもつ車両対応型歩行者系舗装材
パワーペイブサンドの概要
単粒度砕石と多孔質形状を持つ高炉水砕スラグの組み合わせで、堅牢性、耐久性、保水性、透水性をあわせ持つ新しい舗装材。
粒度の異なる骨材の噛み合わせにより、曲げ強度40kgf/㎠を実現。高炉水砕スラグの「潜在水硬性」により、優れた長期強度(耐久性)を発揮。
パワーペイブサンドの特長
舗装構成と機能
堅牢性(曲げ強度) 曲げ強度は40kgf/㎠以上であり、歩行者系舗装材の中でも極めて高い数値を実現。 |
耐久性 骨材のかみ合わせと、高炉水砕スラグのもつ「潜在水硬性」により、高い耐久性を発揮します。 |
保水性 t=7cmの場合1㎡あたり約16リットルの水を貯えます。毛細管現象で路盤から水も吸い上げ保水力を維持します。 |
透水性 雨水を速やかに透水するため、水たまりができにくく、雨中、雨後でも快適な歩行性が得られます。 |
表面温度 高い保水力により貯えた雨水を、表層から蒸発散することで、表面温度の上昇を抑制し、ヒートアイランド現象を緩和します。 |
環境対応 地下水を豊富にし、植物の育成を活性化します。(樹木・緑地に潤いを与えます。) |
リサイクル 原材料は「グリーン購入法」の指定材料になっており、正に「エコ」を実践する舗装です。 |
すべり抵抗 表面が細かい凹凸のため雨に濡れてもすべりにくく、歩きやすい舗装です。 |
パワーペイブサンドとカラーサンド、透水コンクリートとの比較
パワーペイブサンドの舗装構成・用途
型式 | PPS-Ⅰ | PPS-Ⅱ | PPS-Ⅲ | |||
---|---|---|---|---|---|---|
標準断面 | パワーペイブサンド | 7cm | パワーペイブサンド | 10cm | パワーペイブサンド | 15cm |
路盤 (C30-0) |
10cm | 路盤 (C30-0) |
15cm | 路盤 (C30-0) |
25cm | |
フィルター層 砂または水砕スラグ |
5~10cm | フィルター層 砂または水砕スラグ |
10~15cm | フィルター層 砂または水砕スラグ |
20cm | |
路床 | 路床 | 路床 | ||||
用途 | 歩行者及び自転車が専用に通行する歩道、広場、園路、自転車道 | 歩行者、自転車以外に総重量4t以下の管理用車両及び乗用車が通行する歩行者系道路 | 大型車及び緊急車輌(大型消防車)が一時的に進入する構内道路 | |||
舗装構成根拠 | 「舗装設計便覧」第7章(7-3-9)「歩道および自転車道等の舗装」の中の「コンクリート系の舗装」に準拠 | 「舗装設計便覧」における転圧コンクリートの版厚(表6-2-4)に準拠 |
※路床の設計CBRが3未満の「軟弱地盤」の場合は、「フィルター層」(土工用水砕スラグ)を必ず設置してください。「凍上現象」が予想される、又は路床が水を通さない粘性土の場合も「フィルター層」をぜひともご採用ください。
保水性複合舗装材エコ・クールサンド
循環型社会のニーズにあった、環境にやさしい舗装材です。
舗装材としての特徴
溶融スラグを利用した舗装材
保水性舗装材エコ・クールサンドは、各地方自治体の清掃工場で溶融処理した「溶融スラグ」と、鉄鋼副産物の「高炉水砕スラグ」を骨材に併用した、新しい時代の歩行者系環境型保水性舗装材です。
溶融スラグの有用性
市民生活から生み出された「溶融スラグ」は、市民が利用する歩道・公園園路・遊歩道・建築外構等の歩行者系道路の「インフラ整備」に、そのまま地元に還元できる有用なリサイクル資材です。
舗装材としての特徴
透水性・保水性 骨材が微細で多孔質形状をしており面全体で透水すると共に保水性に優れているため、1時間に30㎜の降雨量にも対応できます。(透水性舗装に求められる0.01cm/secをクリア) |
表面温度 骨材のもつ多孔質形状により保水性にすぐれ、表面からの蒸散作用により、ヒートアイランド現象を緩和し、歩行者にとってさわやかな舗装です。(夏期、アスコンより10℃程度低い) |
リサイクル率 グリーン購入法の指定材料になっており、本舗装材のリサイクル率は80%以上あり、正に「エコ」を実践 する環境型舗装材です。 |
平坦性・段差 ブロックのような段差が生じず、平坦性に優れ、「ユニバーサルデザイン」対応型の舗装です。 |
すべり抵抗 骨材の多孔質形状により雨に濡れてもすべりにくく、歩きやすい舗装です。(湿潤時、すべり抵抗値の目標値40に対し、75以上) |
表面の硬さ ソフトな歩行感覚で足腰の負担が少なく、高齢者・車椅子利用者・身体の不自由な方にもやさしい舗装です。 |
環境対応 骨材の多孔質形状により、保水性に優れ、環境負荷の軽減に役立ちます。 |
防草効果 優れた防草効果と耐久性を発揮し、周辺の景観と調和します。 |
耐凍害性 凍害にも強く、冬期における凍結融解の反復作用に、十分耐えられる舗装材です。 |
歩道・自転車道の「路面要件」に対する
「エコ・クールサンド」の「適合性」について
受賞登録
- 平成16年度埼玉県発明創意くふう展出展 関東経済産業局長奨励賞受賞
- 実用新案登録
- 国土交通省NETIS(新技術)登録番号KT-060017
エコ・クールサンド仕様
ECS-I:70mm | カラータイプ・ナチュラルタイプ |
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ECS-I:100mm | カラータイプ・ナチュラルタイプ |
ECS-I:150mm | カラータイプ・ナチュラルタイプ |
品質特性 |
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溶出試験・ 含有量試験結果について |
溶出・含有量試験によると全ての検査項目で基準値を下回っています。 |
舗装構成
型式 | ECS-Ⅰ | ECS-Ⅱ | ECS-Ⅲ | |||
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標準断面 | エコ・クールサンド | 7cm | エコ・クールサンド | 10cm | エコ・クールサンド | 15cm |
路盤 (C30-0) |
10cm | 路盤 (C30-0) |
15cm | 路盤 (C30-0) |
25cm | |
フィルター層 砂または水砕スラグ |
5~10cm | フィルター層 砂または水砕スラグ |
10~15cm | フィルター層 砂または水砕スラグ |
20cm | |
路床 | 路床 | 路床 | ||||
用途 | 歩行者及び自転車が専用に通行する歩道、広場、園路、自転車道 | 歩行者、自転車以外に総重量4t以下の管理用車両及び乗用車が通行する歩行者系道路 | 大型車及び緊急車輌(大型消防車)が一時的に進入する構内道路 | |||
舗装構成根拠 | 「舗装設計便覧」第7章(7-3-9)「歩道および自転車道等の舗装」の中の「コンクリート系の舗装」に準拠 | 「舗装設計便覧」における転圧コンクリートの版厚(表6-2-4)に準拠 |
(注)路床が【軟弱地盤】で設計CBR3以下の場合、及び【凍上現象】が予想される土質条件の場合には、路盤と路床の間に、フィルター層として「土工用水砕スラグ」(ECS-Ⅰ型は10cm、ECS-Ⅱ型・Ⅲ型は15cm)をご採用ください。
本舗装材に採用している「溶融スラグ」について
- 平成18年7月に「溶融スラグ」はJIS化されました。
道路用混合骨材・路盤材(JIS A5032)として、土木分野において幅広く利用されています。 - 本舗装材の一部に採用している「溶融スラグ」はJIS規格に適合したものを使用しております。
従って、有害物質の溶出量、含有量を全てクリアしておりますので、安心してご利用いただけます。 - 「溶融スラグ」を本舗装材の一部に採用することにより、品質性能面で保水性の向上、及び曲げ強度の増進が、公的試験機関の実験で証明されております。
このように、土木分野において利用される「溶融スラグ」は、天然骨材の代用として大変「有用性のあるリサイクル材」です。
熱伝導保水性舗装材ヒートスルーサンド
透水・保水性高炉スラグ舗装に熱伝導率の高い骨材を添加
ヒートスルーサンドの特長
ヒートスルーサンドは、高炉水砕スラグと熱伝導率の高い骨材(けい石等)を最適な配合で組合わせて、セメント、混和剤、無機系顔料を加えた、環境志向型の透水性・保水性の機能と熱拡散性の機能を併せ持つ歩行者系舗装です。
舗装構成と機能
高炉水砕スラグは多孔質な骨材であるため、通常の透水性舗装のように骨材と骨材の間隙だけでなく、骨材自体を含め「面全体で透水」します。
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「面全体で透水」するため、ゴミなどによる目詰まりが起きにくく、透水・保水機能が長期にわたり持続します。 |
高炉水砕スラグの微細な空隙に、表面からの雨水を貯留すると共に路盤に浸透した雨水も毛細管現象で吸い上げるため、長期にわたり蒸散効果が持続します。 | けい石等の熱伝導率が高い骨材を配合することで、夏季には表層の蓄熱を路盤へ伝導拡散し、路面温度を低減させます。冬季には路盤・路床の地熱を表層に伝導拡散することで路面凍結を抑制します。 |
表層の微細な空隙に貯留した雨水を大気に蒸発させると共に、表層の蓄熱量を路盤に拡散・低減することにより、路面温度の上昇を抑制して「ヒートアイランド現象」を長期にわたり緩和します。
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表面が細かい凹凸のため陽射しの強いときでも直射熱を分散し、また蓄熱量を拡散・低減し、照り返しをやわらげ、降雨時でも水はねがなく、濡れた路面でもすべりにくく、快適に歩行できます。 |
冬季の凍結融解作用に対し、微細な多孔質の空隙が凍結時の水分の体積膨張圧力を開放することにより、凍害を防止します。 | ヒートスルーサンドの基本技術である透水性高炉スラグ舗装(商品名:カラーサンド)は、公共工事の公園、遊歩道、建築外構等の分野で1,200件以上の豊富な採用実績を有しています。
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ヒートスルーサンドと遮熱性舗装との違い
ヒートスルーサンドは、遮熱性舗装とは全く異なるコンセプトから生まれた、ヒートアイランド現象の抑制、遮熱対策効果の高い舗装材です。
遮熱性舗装が、熱を大気中に反射させるのに対し、熱伝導保水性舗装「ヒートスルーサンド」は、熱伝導性に優れた骨材を配合することにより、表層の蓄熱を地中に伝導・拡散させます。また、高炉水砕スラグの保水性による「打ち水」効果も、舗装表面の温度を低減させます。
遮熱性舗装のような、添布剤のハガレによる効果減少もおこさないため、長期にわたり機能を発揮します。
ヒートスルーサンドの仕様
ヒートスルーサンドの用途・舗装構成
型式 | ECS-Ⅰ | ECS-Ⅱ | ECS-Ⅲ | |||
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標準断面 | ヒートスルーサンド | 7cm | ヒートスルーサンド | 10cm | ヒートスルーサンド | 15cm |
路盤 (C30-0) |
10cm | 路盤 (C30-0) |
15cm | 路盤 (C30-0) |
25cm | |
フィルター層 砂または水砕スラグ |
5~10cm | フィルター層 砂または水砕スラグ |
10~15cm | フィルター層 砂または水砕スラグ |
20cm | |
路床 | 路床 | 路床 | ||||
用途 | 歩行者及び自転車が専用に通行する歩道、広場、園路、自転車道 | 歩行者、自転車以外に総重量4t以下の管理用車両及び乗用車が通行する歩行者系道路 | 大型車及び緊急車輌(大型消防車)が一時的に進入する構内道路 | |||
舗装構成根拠 | 「舗装設計便覧」第7章(7-3-9)「歩道および自転車道等の舗装」の中の「コンクリート系の舗装」に準拠 | 「舗装設計便覧」における転圧コンクリートの版厚(表6-2-4)に準拠 |
透水性土系舗装材エターナルサンド
土のもつ「素朴さ」、高炉水砕スラグの「透水性」・「耐久性」をそなえた、新しい「土系舗装」です。
エターナルサンドの特徴
エターナルサンドの骨材(主材料)について
透水性土系スラグ環境舗装材エターナルサンドとは粒度調整した真砂土と高炉水砕スラグを組み合わせ、骨材とし、これにセメント、混和剤、無機系顔料を加えた、環境指向型の透水性並びに保水性の機能をもつ歩行者系舗装材です。
透水性、保水性舗装材としてのメリット
歩行者対応 | |
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1.透水性向上 骨材が、微細で多孔質形状をしているため、面全体で透水し、表面に水が溢れにくく1時間に30mm/hの激しい降雨量にも対応できます。 |
2.保水効果 骨材のもつ多孔質形状により、保水性に優れ、表面からの蒸散作用により、ヒートアイランド現象を緩和し、歩行者にとってさわやかな環境舗装です。 |
3.すべり抵抗 表面が細かい凹凸のため雨に濡れてもすべりにくく、歩きやすい舗装です。 |
4.ユニバーサルデザイン ソフトな歩行感覚で、高齢者・車椅子利用者・身体の不自由な方にもやさしい舗装です。 |
自然環境対応 | |
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1.植生促進 地下水を豊富にし、植物の育成を活性化させます。 |
2.蒸散効果 骨材の空隙により保水性に優れ、降雨後表面からの蒸散作用で樹木や草花に潤いを与える環境舗装です。 |
3.耐凍害性 骨材の微細な空隙が機能する、寒冷地特有の凍結融解現象に強い舗装です。 |
4.耐用年数の延長 従来の土舗装は4~5年で舗装機能が失われるのが欠点でしたが本舗装は10年以上の耐用期間が期待出来ます。 |
エターナルサンドの用途
土木分野 街区公園・農村公園 遊歩道・親水散策路 一般歩道・学童通学路 自転車道 広場 ポケットパーク |
建築分野 公共施設外構 駐車場・自転車置場 学校プール廻り 住宅外構 |
エターナルサンドと従来型土舗装との比較
受賞・登録
- 特許取得済
- 平成26年度 埼玉県新製品・新技術紹介制度において「新技術」に登録されました。
- 平成27年度 埼玉県 渋沢栄一ビジネス大賞「特別賞」受賞
エターナルサンド仕様
型式 | ES-Ⅰ | ES-Ⅱ | ES-特 | |||
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標準断面 | エターナルサンド | 7cm | エターナルサンド | 10cm | エターナルサンド | 5cm |
路盤 (C30-0) |
10cm | 路盤 (C30-0) |
15cm | 路盤 (C30-0) |
10cm | |
フィルター層 砂または水砕スラグ |
5~10cm | フィルター層 砂または水砕スラグ |
10~15cm | フィルター層 砂または水砕スラグ |
20cm | |
路床 | 路床 | 路床 | ||||
用途 | 歩行者及び自転車が専用に通行する歩道、広場、園路、自転車道※車進入不可 | 歩行者、自転車以外に総重量4t以下の管理用車両及び乗用車が通行する歩行者系道路 | 幅の狭い園路・遊歩道(W=2m以下)※車進入不可 | |||
舗装構成根拠 | 「舗装設計便覧」第7章(7-3-9)「歩道および自転車道等の舗装」の中の「コンクリート系の舗装」に準拠 | 「舗装設計便覧」における転圧コンクリートの版厚(表6-2-4)に準拠 |